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開催報告
開催日 | 2023年5月12日(金)19:00~21:00 |
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場 所 | 五反田会場およびZoomによるハイブリッド開催 |
会 費 | 会場:2,500円/オンライン:2,000円 |
テーマ | デジタルの時代こそ非デジタルの価値を見出そう |
講 師 | 新本 幸司(しんもと こうじ) 株式会社アシスト 社長室長 |
参加者 | 会場参加18名 オンライン参加5名(計23名) |
セミナーの模様
セミナーは野木会長の挨拶からスタート、まずは5名の初参加の方々に一言ずついただきました。今回のセミナーでは、「デジタルの時代こそ非デジタルの価値を見出そう」と題し、新本幸司さんにお話しいただきました。
新本さんは1987年に株式会社アシストに中途入社。「お客様と友達になれ!」という創業者の教えを実践して35年。本業以外にも複数の団体やコミュニティにて幅広く活動中です。
日本あんこ協会や、日本唐揚協会に所属というのも面白いですね。
今回のセミナーを聴講して感じたことは、
『失われた30年を通じ、9割の経営者は新しいビジネスモデルの開拓や抜本的な変革が必要で、DX化で実現したいと思っているが、デジタル化とトランスフォーメーションをきちんと理解していない。日本のDXは10%くらいしか成功していないという。現状を改善し、改革から変革へ向かう必要性がある。
そして、これらの解決は、アイデアから始まるが、アイデアの数と、バリエーションは多様性に比例する。
...となると、日本の企業は女性や外国人などの多様性がほとんどないから、アイデアのバリエーションがない。イノベーションの進まない大きな原因はここにある。』
ということです。
縦割りの弊害、横の繋がりの強み、本当は難しい話を資料をあげながら丁寧にわかりやすくお話しいただきました。
大乗仏教の八識、曼荼羅と量子コンピューターが繋がる話、脳のこと、生産性が高いチームは心理的安全性が高いなど、難しい内容でしたが、もっと聞いていたい面白いセミナーでした。
参加者を6チームに分けて討論を行い、それを発表し、セミナーは終了となりました。
その後、近くの中華料理店で懇親会。21時からにもかかわらず、大部分の方が参加されました。
男性は新本さん一人なので、初めはアウェー状態で落ち着かない様子でしたが、後半はすっかり慣れ、楽しそうでした。
次回のキャリア研究会セミナーは、7/20(木)に予定しております。
Zoomでのハイブリッド開催を予定しておりますので、是非お気軽にご参加ください。
受講者の声
- デジタル化の中で、キャッシュレスや契約書がデジタル化されたり、紙の約束手形が廃止されるなど、紙からデータへの移行が進んでいますが、FAXが何故なくならないのか?という議論を仲間内でします。
AIを活用するステージなのに、フロッピーディスクやFAX等が残る理由を教えて下さい。 - 「DX」とは本当は何なのか、が今回のお話で初めてわかりました。かたいお話からウサギ検定の可愛いお話まで充実した講話でした。グループディスカッションでは、いつもの本音トークで自分自身のモヤモヤが解消できました。
- ITの専門家だからこそ言える、非デジタルの価値、うなづける話であっという間の時間でした。
1993年ごろにすべての子どもたちにパソコン一台、ネットフリーにして教育して来たアメリカ、コロナのおかげで学校にタブレット、パソコンが1人一台整備された日本、ただ、手段が目的化している現状。
1989年の企業の資産価値トップ50の殆どは日本企業だったのが、2022年では1社だけ。
デジタル化とDXが混同されている場合が多い。現状を改善し、改革から変革へ向かう必要性。
縦割りの弊害、横の繋がりの強み、本当は難しい話を資料をあげながら丁寧にわかりやすくお話しいただきました。
大乗仏教の八識、曼荼羅と量子コンピューターが繋がる話、脳の事、つい真面目にメモを取ってしまいました。あゝ面白かった! - 講演会ありがとうございました。
内容とても面白く、ITやDXの動きだけでなく、日本全体のこれからを考えるための知識といった感じがしました!いつかリアル参加したいです。
(アンケートより抜粋)
※講師の方の所属及び役職は、開催当時のものです。(敬称略)
今後の開催予定は、こちらから