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開催報告
開催日 | 2022年7月21日(木)19:00~21:00 |
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場 所 | 菊名会場およびZoomによるハイブリッド開催 |
会 費 | 2,000円 |
テーマ | 論語から学ぶ人としてあるべき姿~より心豊かに生きるために~ |
講 師 | 飯田 幸雄(いいだ ゆきお) 平尾論語塾 塾長 |
参加者 | 26名(欠席1名) |
セミナーの模様
今回のセミナーでは、平尾論語塾 塾長 飯田 幸雄(いいだ ゆきお) さんに、「論語から学ぶ人としてあるべき姿」についてお話いただきました。飯田 幸雄さんは、中野冷機株式会社にて、エンジニアとして在職中から論語を25年間座右の書として勉強し続け、これまでに論語読破を2回行っています。
2001年から2009年まで、論語倶楽部を主宰(完読して終了)。
定年退職後は、平尾論語塾を開塾し、倫理法人会等で講演も多数あります。
セミナーは野木会長のあいさつからスタート、続いて初参加の皆様に一言ずついただきました。
その後、講義開始。まず、何故今論語を取り上げるのか、論語とはどのような書物なのか、孔子とはどのような人だったのか、という説明から始まりました。そして、無意識のうちに、生活の中で使っている論語由来の言葉や、お店の屋号について紹介をしていただきました。ここまでの飯田さんのやさしい説明に、当初抱いていた「論語って難しいのでは?」という心のハードルがだいぶ下がってきました。
いよいよ、本セミナーの核心である「人としてのあるべき姿」についてのお話が始まりました。
飯田さんは、論語が私たちに問いかけ、教えてくれる珠玉の言葉の数々を、仕事や子育てなどのシーンでの活かし方などを例示いただきながら、ひとつひとつ丁寧に、解説してくださいました。 質問タイムでは、菊名会場参加者、オンライン参加者から質問や感想の共有が多数寄せられました。
最後に野木会長からお礼の言葉があり本セミナーは終了。
終了後は、会場参加者による懇親会が講師を交えて行われました。
講師から、論語に関するお問合せはお気軽にお寄せ下さい、というお話もありました。
※事務局にお問合せくだされば、講師に連携いたします。
→ お問い合わせはこちらから
今回のセミナーをきっかけとして、今後も、論語を心の支えの一つとして、仕事、生活、子育てなどにお役立ていただければ幸いです。
次回のキャリア研究会セミナーは、10/13(木)に予定しております。是非ご参加ください。
講師による参考書籍の紹介
当日、飯田さんが一例としてご紹介くださった参考書籍は、下記のとおりです。- 「論語」一日一言 村山孚 (著) PHP文庫
⇒飯田さんが初めて読んだ論語の本 - 仮名論語 (新装版) 文庫 伊與田 覺 (著), 論語普及会 (編集) 論語普及会; A5版
⇒飯田さんが論語を読破した時に読んだ本 - 心が折れない子が育つ こども論語の言葉 齋藤孝 (著) PHP文庫
- くまのプーさん 心が変わる「論語」 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 (監修) (角川文庫)
- 実践・論語塾 安岡 定子 (著) ポプラ社
- 楽しい論語塾 安岡 定子 (著) 致知出版社
⇒上記4冊は、特に子育て中の方にお勧め - 中国王朝四〇〇〇年史(ビジュアル選書) 渡邉 義浩 (監修) 新人物往来社
⇒中国史理解のため
受講者の声
- 論語を知るとても良い機会でした。徳について考えさせられました。
- 研修内容にいつも出てくることがすべて網羅されていました・・・
時代が変わっても形を変えて、永遠のテーマなのかもしれません。
意外と読んだことなかった「論語」、一度手に取ってみようと思いました。 - 普段あまり考えたことがないテーマでしたので、普段の気持ちの持ち方を含めて、改めて思い直す点がたくさんありました。
ありがとうございました。 - 2500年も前に書かれた書物でありながら、現代の今にもそのまま通じ、心に響く内容であることに驚くと同時に、昔も今も、国が違っても、人にとって、大切にすべきものは同じなのだなと、改めて学びました。
迷った時、つらい時に、自分があるべき自分で居続けるための心の支えとなる学問であることを感じました。 - このセミナーからの私の気づきは、自分は、ただ調べたり、動いているだけで、本当の意味での学びや考えるという行為を疎かにしているなということでした。そして、私の「志」って何だろうと自分に問いかけても、明確な答えがすぐに見つからなかったことです。
これからの人生で大切なことだと思うので、考え直し、取り組み直しをしていこうと思います。
(アンケートより抜粋)
※講師の方の所属及び役職は、開催当時のものです。(敬称略)
今後の開催予定は、こちらから