キャリア研究会:女性のためのネットワーク作り

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自らを少しでも高めたい、仕事と家庭を両立したい、そんな女性たちにネットワーク作りの場を。キャリア研究会

活動履歴

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開催報告

開催日 2019年9月7日(土)13:30~
場 所定泉寺・田谷の洞窟、大船観音&だるまや
会 費5,700円 (洞窟・観音様拝観料、宴会費含む)
参加者 18名

 

特別企画「大人の社会見学」
~大船散策と海の幸~田谷の洞窟から大船観音、海の幸で暑気払い

恒例となりましたキャリア研究会の夏のお愉しみ「大人の社会見学」も、5回目を迎えました。
今年は神奈川湘南、大船散策で涼を感じ、海の幸を堪能しました。
台風の前日でしたがお天気もなんとかもち一人の欠席もなく、楽しい一日を過ごしました。

【ルート】※時間はおおよそです。
13:20 大船駅南口改札集合
※欠席遅刻の方は皆無で、順調に出発しました。
13:40大船駅西口バスターミナル「戸塚バスセンター行き」乗車
13:55「洞窟前」到着。田谷の洞窟(定泉寺)、洞窟見学
14:58バスで大船駅へ。大船駅から徒歩で大船観音へ
15:10大船観音散策。その後、徒歩で居酒屋「だるまや」へ
16:45暑気払い(大宴会)
19:00大船駅にて解散

 

田谷の洞窟~たいへんお得な洞窟?~
正式名 真言宗大覚寺派 田谷山 定泉寺(じょうせんじ)

窟に入る前に、ご住職から田谷洞窟について説明をいただきました。

「この洞窟は、田谷山瑜伽洞(たやさんゆがどう)と称し、鎌倉時代に鶴岡二十五坊のお坊さんたちが修行の一環としてノミと槌(つち)をふるって開削した修禅道場です。壁面にあるたくさんの仏の像もお坊さんたちが修行のために真言をとなえながら彫ったものです。
洞全長570M、三階建ての構造で、中の気温は一年を通して17度です。
土木技術により、壁面から染み出た天然の水を堀に溜め、飢饉の時などには近隣の住民の助けになったこともあるそうです。地質は粘板岩の巨大な一枚岩で幾度かの大地震にも見事に耐え、600年かけて現在の形になりました。」

説明のあと、入口でお灯明として各自1本のローソクに火をつけて洞窟内に入りました。
洞窟内の写真・ビデオ撮影は禁止です。
中は大変涼しく、なんともいえない静けさです。現代の喧騒が想像もできないような空間が広がっていました。
薄暗い中を、それぞれ一本のろうそくの光を頼りに前進します。ときどき風で火が消えてしまうので、他の方から火をもらいます。
ろうそくの光でようやく見える像は彫り手がみな違うことがわかります。どの像も個性的で何かを訴えかけてきます。

 

洞窟の中に三日月が

空気を通すため、「三日月」の形にくりぬかれた岩を通して上の階を仰ぎ見たときの光景は特に印象に残りました。
洞窟内は騒いではいけない、というご住職の言いつけを守り、心静かに40分ほどで一周しました。

この洞窟には、西国三十三所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所、四国八十八箇所の霊場のご本尊が刻まれており、それらをすべて回ることで全国百八十八箇所の霊場をめぐったことになるそうですが、いつかは本家本元に行ってみよう、と思わせてくれる場所でした。
洞窟から出た後はなにか気持ちが穏やかになったようです。

「たづね入る 心深くば み仏に あいなむ ここは 観法の洞」
~定泉寺 パンフレットより~

なお、定泉寺では定期的に「瑜伽」、つまりは「ヨガ」の会が催されているそうです。


 

大船観音~電車から見るけど行ったことない?~
正式名 大船観音寺

大船駅から徒歩5~6分、上り坂の先が大船観音です。

「電車から何度も見るので知ってるけど側まで来たことないです。」「えーっ、上半身だけの観音さまだったんですね。」「沿道にお土産物屋さんがずらっ並んでいるかと思っていたのだけれど。」「ここはなんの観音さま?」など、一般市民からは謎の多い観音さま、大船観音。

拝観のしおりによると、「昭和4年、人心の安定と国家の隆昌のため建設に着手し、戦争による中断を経て、昭和35年4月世界平和を願う温容ゆたかなお姿に変わって完成しました。近年、日本で暮らすアジアの人々の心のよりどころとして、毎秋「ゆめ観音」と題して各国の音楽舞踏が奉納されています。」
大きさは、高さ25m、幅19m、奥行13m。
階段を上がると社務所と休憩所があります。

さらに上ると観音さまがあり、中が礼拝所になっています。
皆、思い思いに中を散策しました。
沿道やお店などは特にないのですが、大船の町を見渡すことができ、ほっと一息つける場所でした。

 

暑気払い「だるまや」
~釣りバカ日誌の浜ちゃんの先生、釣り名人「永井裕策」さんの魚料理~

大人の遠足ハイライト、居酒屋「だるまや」。20分早めの到着にもかかわらず、大将心づくしの魚料理に思わず驚嘆の声が。
ボリュームいっぱいのお造り、骨まで柔らかく食べられるぶり大根、野菜とお肉もたっぷりの前菜の盛り合わせ、サラダ、わざわざ用意してくださったワインと特別に提供してくださった日本酒。

 

美味しい、楽しい、満腹。
今回初参加の2名の方々も加えた18名、全員で盛り上がりました。

 

大将・永井裕策さんの釣りのプロフェッショナルとしての輝かしい「キャリア」についてもお話を聞くことができて感動もプラスの素晴らしい暑気払いでした。
店は現在、大将一人で切り盛りされているとのこと。この日のお料理にどれだけの手間と時間をかけてくださったのか・・・と思ったら「なーんも言えない」気持ちになりました。


今後もいろいろなセミナーやイベントを企画しております。
ご都合に合わせ、是非ご参加ください。

 

今後の開催予定は、こちらから