キャリア研究会:女性のためのネットワーク作り

Site map

自らを少しでも高めたい、仕事と家庭を両立したい、そんな女性たちにネットワーク作りの場を。キャリア研究会

活動履歴

<<活動履歴へ戻る

開催報告

開催日 2016年09月10日(土)集合10:50 開始:11:00 終了:17:00
場 所JALメインテナンスセンター1&金春本館
会 費5,000円(工場見学のみは無料)
参加者 工場見学:18名 懇親会:21名(キャンセル1名)

 

特別企画「大人の社会見学」~JALの工場見学プログラムSKY MUSEUM~と暑気払い

今年の特別企画は期待で胸が高鳴ります

昨年の「キリン横浜工場&レストランビアポート」に引き続き、今年は趣向を変え予約を取るのが難しいと評判の「JAL工場見学」に行きました。
東京モノレールの新整備場駅を降りてすぐ、JALのメンテナンスセンターの門をくぐり、受け付けで見学用のストラップを渡されてゲートを通過すると、期待に胸が高鳴ります。
ちょっと前にやっていたドラマ「TOKYOエアポート」の効果もあってか、何組か同時進行で実施されており、思った以上に大盛況でした。
パイロット、整備士、客室乗務員の経験者たちがとてもわかりやすく説明しながら工場を案内してくれます。
ちなみに、私たちの担当された説明員は、元パイロットで質問にもわかりやすく回答いただけました。(当たり外れがあるかな。私たちの担当者が一番?)


まずは航空教室での説明

羽田空港って

発着は、1,150回/日、420,000回/年と民間飛行場では日本で一番で、何と成田空港は羽田空港の半分の発着回数なのだそうです。
滑走路は4コースあり、東西南北に向いているのは羽田空港のみとのこと。


飛行機ってなぜ飛ぶの?
パワーポイントを使い、わかりやすく説明いただきました。
燃料タンクは翼にあるそうです。ボーイング777は、燃料が145トン、ドラム缶約900本分が詰めるそうで翼の広さはテニスコート1.5倍だそうです。「翼」の漢字は、羽とは異なると書くのも納得です。
従って総重量は、機体の重量(165トン)+燃料(145トン)+搭乗者や貨物など(30トン)で、なんと計340トンにもなるそうです。これはモノレール12両分・象85頭に匹敵するとのこと。
気流や圧力のお話を聞き、340トンもの飛行機が飛ぶ理由がわかり感心しました。
新型の翼の先端には、ウイングレットが付いており、航続距離や燃費が改善されるそうです。
飛行機がなぜ飛ぶのか...それはここでは説明しきれません。
是非、JAL工場見学会に足を運んでください。

続いて展示エリアの見学、制服姿に

歴代日航機の1/50サイズモデルプレーンの展示、客室乗務員などの歴代制服の展示があります。
飛行機の模型コックピットブースに座ったり、客室乗務員の疑似体験もできます。
国際線のビジネスクラスで利用されているシェルフラットNEOシート。
実際に座ってみるとシート全体で体を包みこんでくるような感覚で、座り心地は大変良かったです。
パイロットやキャビンアテンダントに扮した記念撮影では、みんな笑顔でした。
また、展示エリア見学中に売店にて記念品などを買うことができます。
お土産用のJALグッズはもちろんですが、パン、飲み物などの食品までいろいろ売っていて、JALの整備員さんたちも昼食を買いに来ていました。

いよいよ格納庫見学へ。まるで優勝した赤ヘル軍団のようでした

意気揚々と格納庫に出ると、庫内はかすかに油とほこりの混じったような匂いが漂い、日常とはまったく別の空間にいると意識させられます。
当然ですが、格納庫では通常通りスタッフが整備を行っています。
機体の全面を覆うように足場が組まれた第1格納庫では、修理や交換が必要でないかを点検。
何千、何万という部品の一つ一つにタグが付けられ、取り外したスタッフや修理を担当した者の情報が入力されており、コンピューターですべて管理されているそうです。

第2格納庫では赤いヘルメットを着用し、1階に降りると格納庫の向こうには滑走路。すごい轟音です。
轟音とともに航空機が着陸する光景は、空港でフェンス越しに見るものとはまったく違った世界です。言葉になりません。
丁度、ハローキティジェット - 777-300ERでお馴染みのEVA AIRが離陸するところで、可愛いハローキティの親子を見ることが出来ました。

ある種のエンジンには、羽根が22枚ついているそうです。
この羽根1枚の値段はいくらだと思いますか?最新の機種になると、1枚でナント1,000万円以上!!
エンジン1個でいくらになるのでしょうか。想像を超えます。

また、翼のライトの色についての説明がありました。
両翼のライトの色が違うことに、皆さんお気づきでしょうか。右側は緑色、左側が赤色、後が白色。それは、飛行機がこちらに向かって近づいているのか、それとも遠ざかっているのかを、一目で確認できるようにするためなのだそうです。
夜飛行機に乗った際「チカチカと眩しいな~」なんて思ってはいけませんね。
説明いただいた、翼に設けられた燃料タンクの位置なども確認できました。
私にとって新しい発見・驚き・そして大満足の工場見学でした。

そして、羽根つき餃子で有名な蒲田の金春(こんぱる)へ

興奮冷めやらぬ私たちはお腹を空かし、懇親会会場の蒲田の金春本店へ移動しました。
老舗の金春本館は羽付焼き餃子が全国でも有名です。
懇親会から参加の方を待ちつつ、まずは乾杯の練習!?
ビール・老酒・焼酎などなど呑み放題、そして食べ物も出てくる出てくる!食べきれないほどの料理に満足し、会話も弾みました。
3時間の懇親会、工場見学から6時間の長丁場でしたが、みんな笑顔いっぱい。一日があっという間に終わりました。
更にカラオケに行く方々もおり、パワー全開の一日でした。

(A.K記)



■補足(工場見学予約方法)
日程:毎日(年末年始除く)
時間:10:00、11:30、13:00、14:30(約1時間半)
内容:展示エリア見学(20分)、航空教室(30分)、格納庫見学(40分)
費用:無料(安全のため、小学生未満の参加は不可)
申し込み:インターネット申し込みのみ(見学希望日の6ヶ月前9:30から)
公式URL:JAL工場見学~SKY MUSEUM
https://www.jal.co.jp/kengaku/




来年も楽しい企画を考えております。皆様の参加お待ちしています。

 

今後の開催予定は、こちらから