キャリア研究会:女性のためのネットワーク作り

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自らを少しでも高めたい、仕事と家庭を両立したい、そんな女性たちにネットワーク作りの場を。キャリア研究会

活動履歴

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開催報告

開催日 2013年10月24日(木)開場18:30 セミナー:19:00~20:20
場 所 ダイヤモンド社 9階会議室
会 費 \2,000(軽食費込)
テーマ『私たちの就職手帖』から30年 女性と仕事はどう変わったか?
講 師 ジャーナリスト 昭和女子大学特命教授 福沢恵子
参加者 28名

野木代表者のおすすめ

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲 
シェリル・サンドバーグ (著)

 

セミナーの模様

セミナー風景

10月24日のキャリア研究会は、この会のメンバでもあるジャーナリストの福沢恵子さん。

専業主婦だった母親の影響を大きく受けて小学生時代に開眼した、福沢さんの「就職に対するこだわり」。
英語の先生になるつもりが、高校時代の米国留学で受けた新聞記者からの取材がきっかけで、一転ジャーナリスト志向に。それに向いた大学ということで早稲田大学に進学。新卒で朝日新聞に就職するものの、雇用機会均等法前の非常に厳しい現実に次々と直面し、フリーランス5カ年計画を立てることに。しかし母親の介護もあり繰り上げてフリーの道を選択。その後、39歳で大学院に進学し、誘われて教員に・・・というドラマティックな展開に、会場はぐいぐいと引き込まれて行きました。

福沢さんの話に引き込まれる参加者

福沢さんの話に引き込まれる参加者


セミナー風景

働く女性を取り巻く環境はここ30年で大きく変わってきました。少子・高齢社会化により、労働力の確保と税収・社会保険制度の維持のためにも、女性の労働力が不可欠とはなってきました。共働き世帯は今や多数派となり、管理職もここ20年で3倍に増えました。
とはいうものの、男性の育児参加はまだまだ、育児を終えたとしても、両親の介護があったりと、次から次へと課題が降ってくる現実。年月は何も解決してくれません。解決するのは自分の意志と力以外の何ものでもないことをひしと痛感。女性は、自分はいかに生きていくか、改めて考えさせられました。

そんな中、福沢さんは今、昭和女子大学で、「社会人メンターネットワーク」や「キャリアカレッジ」といった活動に取り組んでらっしゃいます。”女性が経済的実力を持つことで、男性の働き方を変える→「人間並みに」!”をテーマとされているとのこと。座右の銘としてらっしゃる「転んでもただで起きるな。石ころでも葉っぱでも拾ってから起きろ」は、最後にずしっと心に響きました。

質疑応答の様子

質疑応答の様子


懇親会の様子

1時間余りの講演後は会場からの質疑応答へ。家庭や学校現場、職場における具体的なことをにつき、活発なやりとりが交わされました。


セミナー後の懇親会では、個人と個人の交流もとてもにぎやかで時間を忘れるほどでした。



受講者の声

   
  • とても刺激になりました。
  • 大変身に覚えがあるというか実感できる話でした。ゆえに余計にこれからの女性の働き方、生き方について考えさせられる思いがしました。
  • 福沢先生がとてもステキな方でとても楽しく聴かせて頂きました。ありがとうございます。お母様とのやりとりなど、どのように育てられるとその視点が出てくるのだろう?ともっとお話を聴かせて頂きたいと思いました。

(アンケートより抜粋)

※講師の方の所属及び役職は、開催当時のものです。(敬称略)

 

今後の開催予定は、こちらから